みなさんは今髪の毛を染めていますか。
日本人の多くはヘアカラーやブリーチを積極的に楽しんでいますが、髪本来の色を変えることでダメージが蓄積されることもあります。
誰でも気軽に市販のブリーチを楽しめる時代だからこそ、美容室のプロの施術を受けませんか。
この記事では美容室の「ブリーチ」メニューに注目します。
ブリーチとはそもそもどんな施術なの?
日本人の多くが髪の毛を思い思いに染めており、特に茶色の髪色は老若男女問わず広く愛好されています。
ちょっと気軽にヘアマニキュア、気になる白髪を白髪染め、など工夫をしながら髪色を染めている人も多いでしょう。
では、髪を染める際に耳にすることの多い「ブリーチ」とは一体どんな施術なのでしょうか。
ブリーチは正確に言うと、髪を「脱色する」行為です。
明るくて華やかな色をカラーリングする場合には、ブリーチを行って好みの色に染めることが主流となっています。
近年ポップアーティストや韓流アイドルが好んで染めているブルー系の明るい色も、ブリーチを行っている傾向が高く、ダメージケアも必須のヘアスタイルです。
ブリーチは髪を好みの色にすることができる反面、ダメージが進行しやすいという側面もあるので、施術する範囲を限定することも可能です。
特に小顔効果もあるインナーカラーは人気があり、フェイスラインに沿うようにしておしゃれなヘアカラーを実施することができます。
一部分の気になる白髪をインナーカラーで華やかにコーディネートする方法も人気があり、30~50代の女性を中心に定番の施術として広まっています。
どうしてブリーチは傷んでしまうのか
人気アイドルのようなヘアスタイルにしたい、そう願っている場合には思い切って髪をブリーチしてみたいですよね。
しかし、ダメージが広がってしまうとせっかくのカラーもパサつきが目立ってしまい、好印象には仕上がりません。
では、どうしてブリーチは髪を傷めてしまうのでしょうか。
先に少し触れましたが、ブリーチはかみを脱色する効果があります。
だからこそ派手な色が髪に定着できるのですが、髪の表面を守ってくれるキューティクルを溶かしてしまう効果があるのです。
つまり、髪の表面をブリーチそのもので傷めることで色が入りやすくなるのですね。
髪の美しさを保つためには、ブリーチの施術を繰り返す場合にはトリートメントをはじめとする日常的なケアが必須と言えるでしょう。
ブリーチは自宅でもできるように市販のブリーチ剤が販売されていますが、ブリーチの性質上ご自身の判断で繰り返し施術を行っているとダメージがあっという間に進行してしまう可能性があります。
市販レベルと言っても、頭皮や毛先を傷める可能性は高いので、施術の際にはなるべくプロの判断の下で実施をすることがおすすめです。
ブリーチはデメリットしかない?今こそメリットも知ろう
ブリーチは髪を傷めるという事実をお伝えすると、デメリットが際立つため施術自体を避けたいと感じるかもしれません。
しかし、ブリーチは美容室でも人気の施術であることは間違いありません。
ではここで、改めてブリーチの魅力について迫ってみましょう。
ブリーチは明るく派手な色を染めるイメージが強いですが、実はそれだけが魅力ではありません。
最近人気が高まっている、カフェオレのようなニュアンスカラーも、とっても綺麗に染めることができます。
淡くて美しい可憐な色は20代女性から絶大な人気があり、ブリーチだからこそ、女の子らしくキュートな印象に仕上がると話題です。
さまざまなニュアンスカラーも楽しめるので、マニキュアよりも完成度が高くなるのも大きなメリットです。
また、髪の内側にまで浸透するので、ケアを怠らずしっかりと髪の質感を維持できれば非常に豊かな印象の髪に仕上がります。
光が当たるともっちりとした印象のヘアスタイルが実現できるのも、ブリーチの大きなメリットの特徴と言えるでしょう。
美容室だからこそできる?ケアブリーチの存在とは
カラーやブリーチに関心のある方が今注目している新たなブリーチがあることはご存じでしょうか。
新たな施術として注目されているのが「ケアブリーチ」です。
市販のブリーチ剤とは異なり、美容室で受けられるこの施術はブリーチ剤の中に優しいケア成分も含んでおり、従来のブリーチよりもダメージが浸透しにくくしてあるのです。
いかがですか、耳にするだけでちょっと気になる施術ですよね。
ブリーチという特性上どうしてもキューティクルへのダメージは減らせないのですが、従来のブリーチよりダメージが大幅に減らせており、優しい仕上がりとなっています。
ケアしながら染めたい方におすすめです。
ダメージを減らしながらブリーチそのものの効果を得ることができるので、日差しが厳しく紫外線による髪のダメージも進行しやすい夏~秋の施術もおすすめですよ。
トリートメントとはセットでケアを
ブリーチに新しい風を吹き込んでくれているケアブリーチですが、ブリーチによる施術である事実を踏まえると、トリートメントも施術をすることがおすすめです。
ブリーチとは相性があまり良くないトリートメントの種類もあるので、もしもご検討の場合には施術のタイミングや種類について予め相談を重ねておくことがおすすめです。
美容室にはブリーチを踏まえてトリートメントをする方法がありますのでお気軽にご相談ください。
ブリーチはこわくない!知っておきたいケア方法とは
もっと気軽にブリーチと付き合うにはどうするべきでしょうか。
結論から言うと、ブリーチに関するケア方法を覚えておくことが重要です。
ダメージケアになることが予測される施術ですから、ケア方法としてはまずダメージケア専用の製品で日常ケアを始めましょう。
シャンプーやリンスもブリーチ後向けの製品に変えることで、色も保ちやすくなりますよ。
ブリーチ向けのヘアオイルも毛先のダメージケアにおすすめです。
それでも、もしも毛先に大きなダメージが進行したらこまめに毛先のカットをするようにしましょう。
髪は一度大きくダメージを受けると回復しにくいのです。
傷んだ部分をカットするだけでもダメージの大きな進行を食い止めることができます。
まとめ
この記事では髪を美しく染める技術であるブリーチについて、さまざまな視点から詳しく解説を行いました。
ブリーチはダメージが強い、という固定観念がありますが、実はそればかりではありません。
最新の技術が詰め込まれたケアブリーチも登場していますので、夏や秋のおしゃれなヘアの実現のためにも、是非ご検討ください。