素敵なヘアスタイルを完成させたい、そう思ってカットの挑戦をしても「思っていたカットと違った」という経験をしたことはありませんか。
もしかしたら、うまくイメージを伝えられていなかったのかもしれません。
そこで、今回は美容室のカットにてオーダーを失敗しないコツを紹介します。まずはご一読ください。
どうして美容室のカットのオーダーは難しいの?
「トレンドのヘアスタイルに挑戦したい」「モデルや芸能人に似せた、こんな髪型にしてほしい」など、美容室にカットに出かける際には何かしらのイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、しっかりとオーダーを伝えたはずなのに、思っていた仕上がりとは異なっていることがありますよね。
では、どうして美容室のカットのオーダーは難しいのでしょうか。
結論から言うと、美容室とお客様では、「ヘアスタイルの考え方」が異なっていることが多いからです。
では、どうして考え方には違いが生まれるのでしょうか。
美容師はカットをする時、お客様の頭部の形やくせ毛、髪の量はもちろんのこと、普段のお手入れ方法や現在のダメージの状態なども細かく分析します。
その上で、オーダーいただいた髪型が「似合うように」仕上げています。
一方で、お客様の中にはそっくりヘアスタイルを「真似るように」希望しています。
美容室はカットする際に服のジャンルなども把握しているので、顔の雰囲気やファッションなども含めてトータルプロデュースの意味も込めて似合うように仕上げているのです。
どうしてもモデルさんや芸能人とは顔や骨格のつくりも異なり、髪質などにも差異があります。
そっくりそのまま真似ることは難しいですが、希望するヘアスタイルがマッチするようにカットしています。
美容師とお客様の間では、似合うという考え方について以上のような違いがあります。
カットを成功させるために大切な要素は3つ
では、美容室でカットをオーダーする際に、成功をさせるためにはどんなことを踏まえておくと良いでしょうか。
成功の秘訣は3つあります。
まず1つ目は「会話」です。
美容室に来られる方の多くは美容師とのコミュニケーションをちょっと苦手に感じるようです。
でも、思い切ってカットのオーダーについては細かく何でも話をしてみてください。
美容師はお客様のライフスタイルやファッションなども踏まえてカットを行っています。
手入れをしやすくしてほしい、今日のワンピースに似合うようにしてほしい…などカットの成功につながるヒントをたくさん美容師に与えることで、美容師とお客様の間に生じる認識の違いを減らすことができます。
美容師はお客様からさまざまな情報を聞き取り、カットをしています。
2つ目は「写真」です。
イメージをぼんやり伝えるとオーダーが分かりにくいことがあります。
イメージを詳細に伝えるためにも、スマホや雑誌などを活用して、理想のヘアスタイルのイメージを具体的に写真で伝えることがおすすめです。
たとえ人気のタレントさんのヘアスタイルであっても、美容師は知らないことも多々あります。
具体的なイメージを伝えるためにも、ぜひビジュアルが分かる写真を使ってみてくださいね。
写真のイメージは複数枚あると美容師側もカットしやすくなります。
最後に3つ目は「似合わないイメージを捨てる」ことです。
これはちょっと難しいポイントかもしれませんね。
お客様の中には、ロングからショート、など大胆なヘアチェンジを求める方もいます。
しかし、普段ロングヘアの自分に見慣れていると、急にヘアスタイルを変えると似合わないように感じてしまうのです。
でも、似合わないイメージを持ってしまうと、カット直後に「カットしなければよかった」と感じてしまう場合があります。
大胆なヘアチェンジの直後は気分が落ち込むかもしれませんが、似合わないという固定観念を捨ててみましょうね。
美容師は似合うためのカット技術を駆使して仕上げています。
カット後に起きやすい不満とは
カット後に生まれやすい不満について、「似合わない」と思い込んでしまう現象をお話ししました。
しかし、カット後に生まれやすい不満はまだまだあります。
では、どんな不満を感じやすいのでしょうか。
以下の2つの不満を解説します。
ヘアスタイルを再現することが難しい
お客様のオーダーによっては、毎日アイロンやコテを使いスタイリングに時間を要するカットに仕上げることがあります。
でも、毎日毎朝凝ったヘアスタイルに仕上げることは疲れを感じることも多いでしょう。
美容室でカット直後に仕上げたスタイリングの再現ができず、後悔をする人もいます。
ヘアスタイルの再現が難しそうなら、再現方法をカットの際に確認しておくことや、手入れが楽なように仕上げてもらうことがおすすめです。
もしも美容室と同じようなスタイリングを容易に再現したい場合には、美容室で使っているシャンプーやリンス、ヘアワックスなどを使ってみることもおすすめですよ。
カラーやパーマが必要
カットでのみ仕上げることも多いヘアスタイルですが、より正確にご自身のイメージに近付けるためには、カラーやパーマなど別のメニューによる施術が必要な場合があります。
例えば、ストレートヘアの方がキュートなくるくるヘアーに近付こうと思うと、どうしても毎日コテなどで巻く必要がありますよね。
お手入れを簡単にし、ヘアスタイルを忠実に再現するためにはパーマが必要な場合があります。
しかし、必要な施術を減らしてしまうと、「思っていたヘアスタイルじゃない」と不満につながるのです。
不満を未然に防ぐためには、カット以外の施術の必要についても美容室側にしっかりと確認をしておきましょう。
新しいサロンに通う際の注意点とは
SNSなどには魅力的な美容室がいっぱいカットの様子を公開していますよね。
あんな店、こんな店に通ってみたいと考える人も多いでしょう。
では、新しい美容室に通う際の注意点はあるでしょうか。
新しい美容室や美容師はあなたに関する情報を持っていません。
どんなスタイルが好きで、どんなファッションが好きか知らないので、美容室側も手探りの状態です。
緊張するかもしれませんが新しい美容室に通う場合には、美容師やスタッフと積極的にコミュニケーションをとることがおすすめです。
まとめ
今回の記事では美容室でカットを成功させるコツをテーマに、詳しく解説を行いました。
理想のヘアスタイルに仕上げるために、今回は色んな方法を紹介しましたので是非オーダー時にお役立てくださいね。
コツを掴んでオーダーすることで理想のヘアスタイルに近付けます。