普段のヘアケアでは補いきれない髪のケアなら
美容室でトリートメントの施術を受けることがおすすめです。
特にヘアカラーやパーマの繰り返しによるダメージの悩みには
トリートメントで対策を行うことで枝毛などの発生を減らすことができます。
今回の記事では美容室におけるトリートメントについて効果などに中心に解説します。
どうして髪はダメージを受けるの?
普段の生活でしっかりとリンスやトリートメントも活用しながらケアしているにも関わらず
髪にダメージが広がってしまうことがあります。
そもそもなぜ私たちの髪はダメージを受けてしまうのでしょうか。
主な原因は次のとおりです。
髪のダメージの原因
髪のダメージには主に次の原因が考えられています。
1.ヘアカラーによるダメージ
多くの日本人の髪色は黒やこげ茶色ですが、髪をおしゃれに彩る人は老若男女問わずたくさんおられます。
髪の色を変える際に使われているヘアカラーの成分はどうしても髪を傷めやすく、ツヤを奪ってしまう原因です。
ブリーチ、白髪染めも同様に髪を傷めてしまいます。
2.紫外線によるダメージ
日差しの強くなる夏はもちろんのこと、冬の雪山など紫外線が頭部に注ぐことにより
髪や頭皮を傷めてしまうことがあります。
帽子や日傘などで対策を行うことが理想ですが、特に夏場は髪が焼けてしまい、脱色やパサつきの原因になります。
3. パーマによるダメージ
ヘアカラーと同様にパーマに関しても髪に与えるダメージは大きいものです。
特にくせ毛を気にして定期的にストレートパーマをかけている方は多いですが
きちんとしたケアを行わないと毛先がダメージを受け、縮れたような傷みが増えていきます。
4.日常のケアによるダメージ
ドライヤーやヘアアイロン、タオルドライも実は髪にダメージを与える原因です。
意外と多いのがドライヤーによる傷みで、濡れた髪を十分に乾かさないまま寝てしまったりドライヤーが近すぎたりなど
日常ケアも髪に与える負担は大きいため注意が必要です。
傷んだ髪にはどう対処すればいい?効果的なお手入れとは
メイクやネイルを丁寧に行っても髪全体が傷んでいると
やっぱり印象は下がってしまうものです。
特に日本では女性のヘアスタイルにおいて
黒髪でも染めていても「ツヤ」があることが重視されており
十分な潤いがあることは好感度を高める際にも必須です。
でも、先に触れたように髪は毎日普通に過ごしているだけでも
紫外線やドライヤーなどが原因で傷んでしまいます。
では、傷んだ髪に対処をするにはどうすれば良いでしょうか。
傷んだ髪は復活しない?
髪は放置しておくとどんどん伸びていきますが
頭皮から髪が生えてくるためすでに生えた髪に対処する方法は
あくまでも外部からのケアになります。
抜け毛や頭皮のかゆみ、毛穴の対処などは身体の内側から改善をすることも必要ですが
食べ物や飲み物などで毛先が生まれ変わることはありません。
髪はすでに使い古された細胞の1つに過ぎないため
髪の傷みをケアする際には外部からの徹底したケアしか効果をもたらせないのです。
では、傷んだ髪を外部からケアするにはどうするべきでしょうか。
次の3つの方法が挙げられます。
1.こまめに毛先をカットする
ダメージを受けやすい毛先はヘアアイロンや紫外線が原因で縮れてしまう
カラーが原因で枝毛が発生することがよくあります。
一度発生してしまった枝毛は毛糸が避けるようにダメージがどんどん頭皮側へと進行してしまうので
早めにカットすることが大切です。
美容室では毛先の細やかなお手入れだけもヘアスタイルの維持のために提案しており
シルエットを維持するためにも効果的です。
2.カラーやパーマの頻度を下げる
素敵なヘアスタイルの維持のためにはカラーやパーマを繰り返し行う方が多いですが
髪のダメージを考えるとカラーやパーマの頻度を下げることも大切です。
特にカラーは髪の根元から染めることが多く、髪全体が大きなダメージを受けてしまうことも少なくありません。
そこで、カラーは定期的に染める際にリタッチ程度の回も挟み
ストレートパーマなどの施術もなるべく長持ちするように
施術後の家でのケアをたっぷり行うなどのケアを忘れないようにしましょう。
3.トリートメントをしっかりと行う
ヘアケアは文中に触れたように、髪の外部からのケアしか対処法がありません。
そこで、たっぷりとトリートメントを髪に浸透させることで、ツヤのある髪を目指しましょう。
自宅でトリートメントを行う場合には、市販のトリートメントの使用方法に従ってケアを行うことが基本です。
シャンプー後しっかりと水分をタオルで取り除き
毛先を中心にトリートメントを「浸透」させるイメージで施術します。
この時に注意が必要なのは頭皮です。
トリートメントは毛先へのダメージを中心にケアをする製品のため
頭皮に塗ってしまうと毛穴を詰まらせる原因になります。
あくまでも毛先、とイメージしながら塗っていき浸透させてからしっかりと洗い流しましょう。
トリートメントは洗い流さない方が効果はあるの?
トリートメントの使用に関してはブログなどで洗い流さないケアについてもよく書かれていますが
市販のトリートメントで洗い流さないタイプ以外は
「しっかり洗い流す」ことが効果を高めるコツです。
トリートメントが残っていると顔や首に付着してかゆくなったり
頭皮を詰まらせてしまったりとダメージの原因になります。
効果を高めるためには浸透後はしっかり流しましょう。
美容室におけるトリートメントの効果や持続期間とは
髪をより良い状態へ導くためには、美容室でトリートメントを受けることもおすすめです。
美容院でのトリートメントの施術は頭皮や毛先を入念に洗い流した後に
たっぷりとトリートメントを浸透させるケアから始まります。
その後、熱を使って浸透させることは基本です。
効果の持続としては約1か月程度の期間が目安ですが、定期的な施術により髪のダメージが減るため
さらに長い期間の効果の持続が実感できます。
加えて、先に触れたようにカラーやパーマの頻度を少しでも減らすことで効果はアップしますので
是非美容院と相談しながら髪のケアに努めてみてください。
トリートメントをきっかけに髪を見直そう!
今回はトリートメントの効果について中心に、髪のダメージの原因にも触れながら解説しました。
美容室ではあなたの髪の個性に合わせた施術を実施しています。
数度の施術でも劇的に改善し、手櫛がしやすくなる方もたくさんおられるので
まずは美容室の専門性の高いトリートメントを通して、髪を見直してみてくださいね。