季節はもうすぐ春、明るい印象のファッションアイテムも増加してきましたね。季節の変わり目はヘアセットも変えて、明るく爽やかに整えましょう。
この記事では美容室の定番メニューの1つ、ヘアカラーに焦点を当てます。美容室のブリーチの施術について中心に解説しますので、ぜひお読みくださいね。
ブリーチとはどのような施術?
美容室のメニューにはカットやパーマなどが挙げられますが、カラーの施術についても定番メニューの1つです。ドラッグストアなどでもカラー剤は販売されていますが、美容師の手による施術はやはり仕上がりが綺麗です。
頭皮を傷めないように丁寧に施術を実施しているので、カラーは自分でではなく美容室で、という方も多いでしょう。では、カラーメニューの1つであるブリーチとは、一体どのような施術なのでしょうか。
髪の色素を抜く
ブリーチの大きな特徴は、髪本来の色素を抜く工程があることです。ブリーチと比較して語られる機会が多いヘアマニキュアは、髪本来の色素は残したまま、上からコーティングをするようなイメージです。
一方でブリーチは、明るい髪色を実現するために色素を取り除きます。ほんのりとした仕上がりになるヘアマニキュアとは異なり、「脱色する」ことにより求めるカラーに仕上げているのです。
ブリーチのメリットとは
髪本来の色素を脱色によって抜くブリーチは、ヘアマニキュアと比較すると髪にダメージを与えます。求めるカラーの発色はできますが、髪にダメージが残ってしまうという点はデメリットと言えるでしょう。
では、ブリーチはなぜ人気があるのでしょうか。そこで、ブリーチのメリットを簡単に以下の3つにまとめましょう。
・ピンクやブルー、ゴールドなどのハイトーンカラーが楽しめる
・個性豊かな髪色を実現できる
・ヘアマニキュアより選択肢が広がる
ブリーチは脱色に特徴があります。ハイトーンのカラーに挑戦したいなら、髪本来の色素を抜くことで、理想の髪色に近付けることが可能です。
今人気のブルーやピンクのカラーを綺麗に髪色に入れたい場合には、ブリーチを選択することがおすすめです。また、ブリーチありの施術の場合、個性豊かな髪色を楽しむことができます。
ヘアマニキュアよりもカラーバリエーションも豊富なため、さらに自由自在にカラーを楽しんでみたい方にとって、ブリーチは大きなメリットがあるでしょう。
ブリーチにおける注意点とは
人気のハイトーンカラーを楽しめるブリーチですが、施術を受ける際に知っておきたい注意点もあります。ブリーチは繰り返しですが、髪にダメージが残ります。
そのため、その他の施術と組み合わせしにくい、という注意点があるのです。ブリーチをした直後は髪が大変弱っている状態なので、パーマをかけたり縮毛矯正を行ったりは難しくなります。
また、すでに何度もブリーチをして髪にダメージが残っている場合には、ブリーチをストップする場合もあります。頭皮や毛先に深刻なダメージがある場合には、ケアを優先されることがおすすめです。
また、髪の色素を抜く工程があるため、一度ブリーチをすると急な髪色の変更は思うようにいかないことも多いでしょう。就職活動などを控えている場合は、ブリーチよりもダメージが少ないヘアマニキュアに留めておくこともおすすめです。
美容室におけるブリーチは費用が気になる、と感じてご自身で自宅での施術に挑戦する方も多いですが、ブリーチは頭皮や肌にもダメージを与えることがあります。施術の際には使用容量などの注意点を適切に守り、肌をきっちりガードして挑戦してくださいね。
また、ブリーチはテクニックのいる施術です。ヘアスタイルを思うように仕上げたい場合には、美容室でブリーチを受けることをおすすめしています。
ブリーチ後にはどのようなケアが必要?
髪本来の色を脱色してから明るいトーンのカラーに仕上げるブリーチですが、ダメージが残りやすく慎重に施術を行う必要があります。では、施術後にはどのようなケアを行うと良いでしょうか。
ブリーチ後の髪を丁寧に扱うことで、ダメージの進行を緩めることができます。ホームケアとしては、トリートメントを使うことが重要です。シャンプーとリンスだけのケアではなく、しっかりとトリートメントを行い髪に潤いを与える必要があります。
また、ドライヤーでの乾燥の前にはヘアオイルを適切に使用し、髪をガードすることも需要です。
ホームケアを行ってもキューティクルが失われ、毛先を中心にパサついた印象になってしまうこともあります。
そのようなときは、美容室でトリートメントをうけることがおすすめです。従来の品質とは異なる酸熱トリートメントによるケアなら、ブリーチ後の髪をしっかり癒すことができます。
通常のトリートメントよりもしっとりした印象に仕上がるため、ブリーチの明るい髪に艶が生まれますよ。また、弱っている部分にもハリをもたらす効果もあるので、傷んでいる部分をカットばかりしなくてもよくなります。
ブリーチを受ける段階で、どのぐらいの目安でトリートメントを受けるべきか確認しておくこともおすすめです。なお、ブリーチと酸熱トリートメントは、髪質によっては同時に施術をすることができません。
間隔を空けて施術を受けます。理想のカラーの発色のためですのでご注意ください。酸熱トリートメントはクセ毛の改善の効果もあります。髪のうねりに悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。
もしもブリーチ後に髪が切れてしまったら
ブリーチ後に毛先にダメージが進行し、深刻な状態に陥ることも予想されます。例えば、枝毛が著しく進行したり、ブツッと切れてしまうような症状です。このような場合は、毛先を数センチカットしてダメージを止めることがおすすめです。
こまめに枝毛をカットしておくと、髪が割けるような深刻なダメージの進行を止められます。ブリーチ後は特にダメージが進行しやすいので、こまめにご自身でダメージチェックをし、美容院に行くタイミングを逃さないようにしましょう。
数センチ程度のカットなら、好きなヘアデザインの状態も崩れにくいですよ。
まとめ
この記事では美容室で人気のメニューの1つ、「ブリーチ」について紹介しました。日差しもまばゆくなる春の季節、新しい髪色にチェンジしてみませんか。ハイトーンのカラーに変えることで、気分も晴れやかになります。
ダメージや髪質の維持に関しては、お気軽に美容室にご相談くださいね。